空調&設備のレスキュー隊 【信幸プロテック】
車両のタイヤハウス廻りに自動検知で薬液噴霧できる設備を短工期で施工したい
2019年5月
車両消毒設備設置
飼料工場
岩手県釜石市
【写真1】施工前
【写真2】路盤掘削
【写真3】コンクリート打設
【写真4】ポール設置
【写真5】設備機械室内
【写真1】施工前
施工予定の車両進入路です。傾斜がかなりありました。
【写真2】路盤掘削 噴霧路盤とその前後3メートルにロードヒーティングパイピング施工と車両検知用のループコイルを敷設する部分を掘削します
【写真3】コンクリート打設 中央の路盤面にコンクリート打設完了し、その前後3mの長さでロードヒーティングのパイプとループコイルを施工しました
【写真4】ポール設置 側面の噴霧パイプの固定と防風シートのフレームを取付
【写真5】設備機械室内 黒いタンクは1000ℓの容量で希釈した薬液をタンク内に設置した水中ポンプで噴霧します。
設備完了後に噴霧テストを行い側面と下部の噴霧ノズルの変更で消毒したい部分を効果的に散布できました
現地での設置予定部分の状況を確認して、 ①車両進入路が入口側に勾配が大きいこと ②消毒設備用の電源・給水の引込みの距離が長いことの2点が若干難しい以外はスペースも問題なく、施工は可能と判断し工事に入りました。 しかし路盤が固く、バックホーの重機以外にピック付きブレーカーで破砕しながらでないと給水管、電源線を埋設できる深度まで掘れないことがわかり、慎重に作業を進めました。 最終的に、技術の高い協力業者の皆さんのおかげもあり無事に施工できました。 試運転時に噴霧が弱いとのご指摘を頂き、噴霧量を2倍にし噴霧角度を鋭角とすることで軽自動車にも消毒液が十分に届くようになりました。
側面のフレームはステンレス製の分割式パーツで構成しており交換が容易です。海岸に近く、低気圧の接近時は強風とのことでしたが工事中に強い低気圧で暴風雨の日があり、強い風でも防風シートとポールの強度を確認できました。 (トータルエンジニアリング部 小笠原 利章)
宮城県
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