冷却塔水質改善装置設置に伴う配管工事

【写真①】　配管施工中

【写真②】　保温ラッキング施工中

今回の現場が大きな倉庫の屋上にあり、80A対応のねじ切り機の搬入が困難なために、予め自社工場で経路変更分の配管を作成しました。それにより現場では配管の接続と残りの枝管作成のみとしました。
設置場所は、お客様が通る時の動線確保が必要なため限られたスペース内に施工する必要があり、時に狭い作業を強いられる場面もありましたが無事完了することが出来ました。
注意した点は、現地調査の寸法取りです。自社工場にてメイン部分を製作するので、寸法のミスがあってはならないため、厳密な寸法取りを行いました。製作においてもミリ以下で寸法を合わせたり垂直具合も合わせました。
冷却塔水処理装置を設置したことによる効果はお客様の運用の経過観察していく必要があります。熱交換器や配管の詰まりの元になるスケールを抑制した場合は、効率的な運用と設備の延命が見込めます。